北ア・双六谷〜九郎右衛門沢

【日程】2002年8月14日〜18日
【行程】
8/15 雨 新穂高温泉発(6:20)--双六池幕営地(13:30)泊
8/16 曇後雨 起床(4:30)--出発(6:45)--双六谷下降--2000m地点(8:35)--蓮華沢出合着(12:10)泊
8/17 曇 起床(4:00)--出発(6:00)--九郎右衛門沢出合(6:50)--蓮華沢のガリーを登り尾根着(8:10)--
      九郎右衛門沢着(8:37-8:50)--黒部五郎小屋(10:25-11:00)--三俣蓮華テント場(13:20)--
      三俣蓮華岳分岐(14:10)--双六池幕営場(15:50)泊
8/18 曇 起床(4:00)--出発(6:00)--新穂高温泉着(11:00)

【内容】
昨年に続き今年もSACの夏合宿に参加させて頂きました。

8/15
寝不足の中、終日雨の辛い入山。テント設営時風強く寒い。

8/16
雨が止み、双六谷を下降する。
特に困難なところは無いが、幕営予定地まで意外に時間がかかった。
夕方〜夜に断続的に雨。テントが流されないか少し不安になるが寝てしまった。
明日朝、雨なら双六谷を遡行しようと話をする。

8/17
幸い晴れて、九郎右衛門沢を遡行。
出だしのF1(30m)は、蓮華沢から高巻くのだが、
登るべきガリーを間違え苦労してF1上部に到達。本山行の核心部。
最初のガリーを素直に登れば良かった。30分程のタイムロス。
九郎右衛門沢は殆ど源頭部まで水が流れ緩やかに草原に到達する綺麗な沢だ。
困難な所も無く楽しく遡行できる。
金木戸川・九郎右衛門沢と黒部川・五郎沢は大雨の時は岩魚が行き来するという伝説があるとのこと。
双方の岩魚をDNA鑑定したいところだ。
双六池へのルートは三俣蓮華岳を通らず、三俣山荘経由を選択したが、時間がかかり失敗した。
15:45双六小屋着。ジョッキの生ビール(\800)で乾杯。

8/18
鏡池に映る逆さ槍ヶ岳も拝め、無事、新穂温泉下山。
双六谷下降で両足の親指を痛めたH氏は1人マイペースで下山、本隊の55分遅れで駐車場着。
温泉で汗を流し、解散。


8/16 双六池幕営場にて

8/16 双六谷に残る雪

8/17 九郎右衛門沢   photo by Minonishi

8/17 九郎右衛門沢   photo by Minonishi

8/17 双六小屋で乾杯!!   photo by Ishikubo

8/18 槍ヶ岳 (P2622m付近から)

8/18 鷲羽岳と双六小屋 (P2622m付近から)

8/18 鏡平・鏡池に映る槍ヶ岳(定番写真!)
入山日は雨で見えなかったので嬉しかった。